こちらのページでは住宅購入前に気をつけるべき事を、様々な観点から対話形式でご説明いたします。
住宅ローンの事前審査について
人気のある物件はすぐになくなるので、買付の準備をしておくことが大切です。
事前の準備とは、住宅ローンの審査を事前に受けておくということです。
突然ですがお客様、ここでクイズを出させていただきます。
ここにAさんとBさんがいます。
どちらも2600万円を借入希望です。
年収はAさんが330万円、Bさんが450万円で、頭金はAさんが50万円、Bさんは300万円となります。
AさんとBさんのどちらかが、住宅ローンを借入れすることができ、一方はできませんでした。
さて、どちらが借入を成功したでしょうか?
そうですね、Bさんのほうが借入れができるんじゃないんですか?
なぜそう思いましたか?
そうですね、年収もありますし、購入資金も貯めています。
お客様、実はBさんが否認されるという結果になりました。
えっそうなんですか!
はい、理由としましては、本人は覚えていなかったのですが、
Bさんは過去にクレジットカードの支払い忘れがあったんですね。
せっかく具体的な家さがしを進めていたのに、住宅ローンが借りれないことが発覚し、白紙状態になりました。
銀行のローンはクレジットの支払い忘れもそうですが、その他にも見られる大きなポイントが5つあります。
①申込時の年齢と完済時の年齢です。
80歳までローンの借入れはできますが、実際は定年後に収入が減るので難しいですよね?
なので、返済期間が短くなるケースもあります。
そうなんですね、年齢か。
②年収によって支払い可能額が変わります。
③雇用形態、勤続年数が短いと、否認されるケースがあります。
また、契約社員や派遣社員は融資対象外になるケースもあります。
④債務状況、カードローンの借入れや、自動車ローンなどがあれば減額されるケースがあります。
⑤団体信用生命保険の加入が審査の条件になり、極端に健康状態が悪い場合加入できないケースもあります。
ご存知でしたか?
そうなんですね、知らなかったです。
そうですよね。
ですので、1つでも不安がある場合はご相談してくださいね。
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